新品価格 |
Clean Coder プロフェッショナルプログラマへの道
を読んだ。
マスタカはなんだかんだ文句をいいながらもプログラミングをしている。
そのため、更なるスキルの向上のために読んでみたのである。
以下、感想。
この本はプログラマーはどうあるべきかということを書かれた本。
技術ではなく、プロのプログラマーとしての振る舞い方が書かれています。
例えば、見積もりや意思表示に関してだ。
タイトルからきれいなコードの書き方を想像していたが、
中身は全く違うので気をつけて欲しい。
以下、面白かった・ためになった点。
・上司にノーと言う
労働者はノーと言うのをためらうが、
プロはノーと言わなければならないしそれが期待されている。
例えば納期がきついときには必ず言うべきである
・デスマーチの典型例
1.アプリはシンプルだと伝える。
が実際には・・・・
2.機能を追加する
最初と約束が違うわけです・・・・
3.納期が何度も伸びる
納期間近は一生懸命働くのでうまく使いましょう
まさに、「完成は急いで販売はゆっくり」ということだ。
これもの凄く実感してます。
・見積もりについて
ビジネスは見積もりをコミットメントととらえ
開発者は見積もりを予測だと思っている。
だから、見積もりに差が出るわけです
・見積もり方の例
O:楽観的な見積もり
N:標準的な見積もり
P:悲観的な見積もり
上記を出した後に
(O + 4*N + P)/6で計算する
・集団で見積もる
1.フライングフィンガー
せーので1〜5の指を出して議論する。
2.プランニングポーカー
フライングフィンガーで指の代わりにカードを出す
3.親和的見積もり
すべての仕事をカードに書き出して時間のかかるのを右に寄せる。
何回も動かしたら別途議論する
・チームについて
チームを作るのは難しい。
なので理想は、プロジェクトが終わったらチームを解散ではなく、
プロジェクトが終わったら別のプロジェクトにチームを移動させるのだ。
これはかなり斬新で目からウロコだった。
ある程度はチーム壊さない方向は検討されるべきですね。確かに
中々面白い本でした。
プログラマーというビジネスマンをやる人は読んでおいて損はないでしょう。
どういう風に振る舞うのが望まれ、
どういう風に振る舞うべきなのかよく分かると思います。
IT系のエンジニアの方はぜひ読んでください。
管理職の方も読んでみるとなお良いでしょう
タグ:本