2016年05月13日

[書評]ワタミの初任給はなぜ日銀より高いのか? ナベテル弁護士が教える残業代のカラクリ

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ワタミの初任給はなぜ日銀より高いのか? ナベテル弁護士が教える残業代のカラクリ

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ワタミの初任給はなぜ日銀より高いのか? ナベテル弁護士が教える残業代のカラクリ
を読んだ

マスタカと言えばワタミで酒を飲むこともある
貧乏リーマンである。

ブラックだと噂のワタミの給料が日銀より高い!?
という釣り針に引っかかってしまい
本書を読んでしまいました

以下、内容

・本書の内容
本書はワタミと日銀を引き合いにだして
給与のカラクリや残業代について説明した本
残業代が出てない人や
ブラック企業を避けたい就活生や
残業代を請求したいサラリーマン必読書


ためになったことをつらつらと


・三六協定
三六協定があれば労働者を残業させることができる
しかし、実は上限があるとのこと
ただし強制力がまったくない。
こういう強制力のない上限って意味ないよね
1ヶ月45時間等


・残業代の割増比率
深夜早朝(22〜5時):1.25 or 1.35
月60h以上残業時間発生時:1.5


・求人の給与を比較するためにすること
求人内容には残業代を含めた額を
載せている会社(ワタミ)と
残業代を含めていない額を
載せている会社(日銀)がある。
なので比較時には以下を計算して時給を出すことが重要
基礎賃金、固定残業代等
年間労働時間(年間労働日数*1日の労働時間)
基礎時給(基礎賃金/年間労働時間/12)


・ワタミと日銀の時給
ワタミの基礎時給が900円代で
日銀は1,300円代という計算
やっぱりこうなるよね


・労働条件で気をつける箇所
額面だけでなく基礎時給を計算する
残業や早朝深夜業務があるか
固定残業代は会社に正確な残業代を支払わない理由にされるかも
分析できない企業は怪しい


・休日数
公務員並みの休日数だと
118〜124日になる
これより多い企業ならホワイト企業の可能性


・労働者とは
労働者か請負かの判断のポイント
仕事依頼への諾否の自由の有無
指揮監督の有無
時間的・場所的拘束の有無
業務遂行の代替の性の有無。労働者が第三者に自分の仕事まかせることはない
報酬の算定。欠勤控除とかあったら労働者だよね


・固定残業代でも
固定残業代でも該当時間超えたら
残業代計算し直して支払う必要があるよ。


・労働時間の証拠集め
労働時間の証拠をどうやってあつめるか
決まりないので、使えるものを考えましょう
タイムカード
業務日報
警備システムの解除記録
コンピューターのログイン・ログアウト時間
公共交通機関の利用記録


・自分で労働時間をメモ
記録がない場合は自分でメモする
ポイントは、以下を記載すること
始業時刻
終業時刻
休憩時間
業務内容


・就業規則
見せてっていいましょう。
見せてくれないならブラック企業
閲覧を求められないときは
本来あるべき場所の写メを撮っておく。
問題になってから公開する企業もあるとのこと。
以下の写真を撮ろう。
総務部のあたり
スケジュールボード
タイムレコーダー
従業員休憩室


・月60h越えの割増賃金は
中小企業や300人以下の企業
は適応されない。
(´・ェ・)これまじかぁー


・残業代の時効
2年間。
内容証明書送ることで時効を止めることができる


・専門家に依頼するなら
弁護士がオススメ。
社労士や司法書士では
できることに限りがある。
日本労働弁護団に所属している弁護士がオススメ


・訴訟 or 労働審判
労働審判:すぐに解決するが、残業代の取り返しがほどほどになる
訴訟:時間はかかるが、うまくいけば残業代をきちんと取り返せる


・弁護士費用
弁護士によるが一例として以下
着手金:10万とか15万とか
成功報酬:得られた額の10%等


非常にためになる本でした。
自分のような法律に明るくない人でも
簡単に読める様になっています。
労働者必読の1冊だと思うのでぜひどうぞ
タグ:法律
posted by マスタカ at 23:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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